引っ越し前後で今の学校を続けたい家庭は、まず指定校変更の可否を確認するのが近道です。
三島市の公立中学校は7校です。住所によって就学校が決まり、同じ町名でも番地で北中と南中に分かれる地区や、川原ケ谷や谷田のように地区名まで見ないと判断しにくい地区があります。
指定校変更は、市内の学校間で変更したいときの手続きです。市外の学校へ通う場合は区域外就学となり、名前も条件も少し違います。三島市では、どちらも事前に学校教育課へ相談してから進める形です。
- 指定校変更|料金 申請手数料なし|対象学年 事由ごとに異なる|通いやすさ 変更先しだい|駐車場 申請窓口は中央町別館|送迎しやすさ 家庭差が大きい|体験の有無 学校説明会の確認が必要
- 区域外就学|料金 申請手数料なし|対象学年 事由ごとに異なる|通いやすさ 市外との往来で要確認|駐車場 相手自治体と学校しだい|送迎しやすさ 家庭差が大きい|体験の有無 説明会や面談は先方確認
- 私立や国立への進学|料金 学校ごとに異なる|対象学年 募集要項による|通いやすさ 路線と時間割しだい|駐車場 学校ごとに異なる|送迎しやすさ 家庭差が大きい|体験の有無 説明会や見学会がある学校が多い
2026年2月更新の三島市公式ホームページの学区、指定校変更、入学手続きページをもとに整理しています。
町名で探すときは、まず自宅の町名を見つけ、その次に番地や地区名の分岐がないかを確認する流れが失敗しにくいです。ここでは検索しやすいように中学校ごとにまとめます。
文教町2丁目にある学校です。大宮町1丁目から3丁目、文教町1丁目から2丁目、西若町、泉町、寿町、芝本町、一番町、加茂川町、壱町田、沢地、千枚原、末広町、幸原町1丁目から2丁目、徳倉2丁目、富士ビレッジ、東壱町田などが中心です。栄町、大社町、中央町、広小路町、本町、日の出町は番地で南中と分かれ、川原ケ谷の一部は令和2年度新入学生徒から北中へ変更されています。
富田町にある学校で、市街地南側を広く受け持ちます。加屋町、清住町、西本町、緑町、南町、三好町、北田町、中田町、南田町、南本町、東町、平田、藤代町、新谷、玉川、青木、東本町1丁目から2丁目、富田町などが目安です。栄町、大社町、中央町、広小路町、本町、日の出町、鶴喰、南二日町、谷田雪沢は細かい区分が入ります。
谷田1505にある学校で、谷田、中、竹倉、玉沢、柳郷地、塚原新田、市山新田、三ツ谷新田、笹原新田、山中新田、松が丘、錦が丘などを見ている家庭がまず確認したい学校です。川原ケ谷では緑ケ丘、愛宕、元山中、塚の台が錦田中側です。南二日町の一部も錦田中になります。
大場250の学校で、大場、多呂、北沢、中島、東大場1丁目から2丁目が中心です。向山小学校区の一部と重なるため、小学校名だけで判断すると見落としやすい地区があります。
梅名854の学校です。梅名、八反畑、松本、長伏、御園、安久が基本の確認先で、鶴喰は49番地から63番地を除く範囲が中郷西中になります。長伏小学校区は中郷西中につながるため、比較的わかりやすい組み合わせです。
徳倉767の学校で、徳倉1丁目、3丁目、4丁目、5丁目、徳倉、萩、佐野、佐野見晴台1丁目から2丁目、芙蓉台1丁目から3丁目が中心です。徳倉2丁目だけは北中になるため、徳倉といっても一括では判断できません。徳倉小学校区も北上中と北中に分かれます。
川原ケ谷842にある学校です。加茂、旭ケ丘、三恵台、初音台、富士見台、平成台、光ケ丘、若松町、西旭ケ丘町が主な確認先で、川原ケ谷では山田、小沢、初音の各地区が山田中になります。沢地小学校区でも光ケ丘や富士見台は山田中につながります。
小学校区と中学校区が一対一でつながる地区は、保護者にとって見通しが立てやすいです。北小は北中、錦田小と坂小は錦田中、佐野小と北上小は北上中、山田小は山田中、長伏小は中郷西中という理解で大きくは外しにくいです。
一方で、東小、西小、徳倉小、中郷小、沢地小、向山小は分岐があります。三島駅周辺の市街地、幸原町や徳倉、沢地、南二日町、中島や大場周辺では、小学校名だけで進学先を決めつけないほうが安全です。
特別支援学級は通常学級と学区の考え方が同じとは限りません。三島市では令和6年4月から錦田中に自閉症・情緒学級が新設され、学区の組み方も通常の中学校区と異なる部分があります。支援学級を検討している家庭は早めの確認が安心です。
指定校変更は、市内の学校間で就学校を変えたいときの制度です。三島市の公式案内では、転居、転居予定、一時転居、兄弟関係、身体虚弱等、特殊事情などが主な事由として示されています。中学校では、部活動を理由にした変更もありますが、入学時または市外からの転入時に限られ、2年以上の活動実績など条件が細かめです。
注意したいのは、保護者勤務等と地域的事情等は公式上、小学校向けの基準として書かれている点です。中学生なら同じ理由でそのまま認められるとは言い切れません。部活動理由も、希望する部がある学校ならどこでもよいわけではなく、自宅から徒歩で安全に通える隣接の最も近い学校という条件があります。
必要書類は事由で変わります。住所変更時の学齢児童生徒異動通知書、建築確認書や売買契約書や入居証明書、町内会長等の意見書、学校長の意見書、医師の診断書、部活動関係の推薦書や在部証明書などが代表例です。申請窓口は学校教育課で、市役所中央町別館2階です。
公式ページには一律の締切日が大きく書かれていません。そのため、4月入学や転居の予定がある家庭は、入学通知書が届く1月中旬ごろより前から相談を始めると動きやすいです。中学校の入学通知書は1月中旬ごろに送付され、入学説明会は1月下旬から2月下旬、入学式は4月初旬です。
市外への出入りがある場合は、指定校変更ではなく区域外就学になることがあります。言葉が似ていますが、対象が市内か市外かで制度が変わるため、転居先が三島市内か市外かを最初に整理してから相談すると話が早くなります。
よくある勘違いは三つあります。ひとつ目は、同じ町名なら同じ中学校だろうという思い込みです。栄町、大社町、中央町、広小路町、本町、日の出町、南二日町、鶴喰、川原ケ谷は分岐があるため、ここは必ず番地まで確認したい地区です。
ふたつ目は、小学校が同じなら中学校も同じだろうという見方です。東小や向山小、徳倉小などは中学校区が分かれます。三つ目は、部活動の希望があれば自由に指定校変更できるという見方で、実際は活動実績や隣接校などの条件があります。
申請前に確認したい問い合わせ先は、三島市教育推進部学校教育課学務係です。所在地は中央町5の5、電話は055-983-2670です。私立や国立に進学する場合も、合格通知書または入学許可書の提出が必要です。
学区が希望どおりに動かせない場合でも、選択肢が完全になくなるわけではありません。部活動は地域クラブや民間クラブを組み合わせる方法があり、学習面は通学先に合わせて定期テスト対策や個別指導を使う考え方もあります。小学校段階なら坂小学校の小規模特認校制度という別ルートもありますが、これは中学校の選択肢ではありません。
三島市の学区確認と進学準備をまとめて相談したい方へ
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